精神科医はへき地医療で“使いもの”になるのか?
〜私の転職奮闘記〜
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香山リカ / 星和書店 / \1,980(税込)
ベテラン精神科医が、総合診療医に転身!一念発起して北海道にある穂別町で「へき地医療」を始めた著者が、日常診療で思うところをつづったエッセイ。苦労も喜びも多い日々で考える、「こころを診る・からだを診る」こと――。プライマリ・ケア医として日々格闘しながらどんな診療をしているのか、何を思うのか、つぶさに語った。 |
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61歳で大学教授やめて、北海道で「へき地のお医者さん」はじめました
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香山リカ / 集英社クリエイティブ / \1,760円(税込)
精神科医として知られる著者は、2022年春、北海道南部のむかわ町穂別にある「へき地診療所」で総合診療医としてデビューした。この大転換をひっそり決意したのは50代半ば。そこからの転職活動はハードルの連続! 年下の医師から学ぶ総合診療医研修、35年ぶりの自動車運転免許再取得、はじめてのクルマ購入、転職先探しとオンライン面接、大学教授職辞職、慣れ親しんだ東京から北海道への引っ越し……。 そこまでして「むかわ町穂別」に就職した理由は……え、「恐竜」って、何それ、なんで!? 定年が見えた年齢からの一大決心。その発端を少女時代まで遡り、心のままに突き進んだ慌ただしくも魅力的な“人生大転換ストーリー” ! |
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スヌーピーの会話術
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原作:チャールズ・M・シュルツ / 監修:香山リカ / 訳:谷川俊太郎 / リベラル社 \1,430(税込)
スヌーピーと仲間たちに学ぶやさしいコミュニケーション スヌーピーファンの精神科医・香山リカ監修。 ピーナッツコミックに隠れている、コミュニケーションのヒントを紹介します。 コミックを楽しみながら、難しい会話のテクニックを使わずに、気持ちが伝わるスヌーピー流の会話術を学べます。 |
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逃げたっていいじゃない
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香山リカ / エクスナレッジ \1,430(税込)
逃げたっていい。いや、逃げなきゃいけないときもある。 そして、逃げればたいていのことは解決する。 精神科医で「逃げの達人」が教える 香山流“逃げ方のコツ” バブル以降の閉塞感あふれる現代社会の闇から逃げ遅れて心を病む人、自殺したりする人が後を絶たない。こうした不幸をなくすためには、兎にも角にも逃げることだ。人間関係だけにとどまらず、SNSなどで流される噂、同調圧力、他者の目が気になるルッキズム、現代人が直面するさまざまな「圧力」から軽やかに逃げる生き方を提案する。 |
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老いてもいい、病んでもいい
「常識」を捨てたらラクになる
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香山リカ / 新日本出版社 \1,760(税込)
人生100年時代≠ニ言われ、「がん(認知症)にならない生き方、食事法」などの健康本、健康法のオンパレード。でも、それ信じていいの? へき地医療に携わり、人間は意外にうまくつくられている≠ニの確信から、老いや病気に無理に抗うのではなく、高齢期をポジティブに生きる心構えと知恵を優しく伝えます。
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デジタル依存症の罠
ネット社会にどう対応するか
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香山リカ / さくら舎 \1,650(税込)
著者が精神科医になった頃、テレビゲームは楽しみと同時に癒しやなぐさめなどの効果があるものだった。それから25年余、社会は爆発的にデジタル化に突進。インターネットとスマホの驚異的普及は、生活をガラリと変えた。なかでも、スマホの衝撃は計り知れない。それによるコミュニケーションの形、人とのつきあい方の変容は、子どもから高齢者まで、どれほどの影響を受けているか。デジタルの恩恵は大きく、多分野に加速度的に拡大。もはや誰もがデジタルから離れられなくなっている現状に、精神科医として、どうしても悪影響や危険性、潜んでいる問題に言及しないわけにはいかない。そして、それらにどう対応すればいいのかを具体的に語る。
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もっと、自分をいたわっていい
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香山リカ / 新日本出版社 \1,650(税込)
著者の診察室には、連日さまざまな悩みを抱えた人が診察に訪れる。特徴的なのは、その多くが必要以上に頑張りすぎたり、「コロナの前に早く戻したい」と焦っていること。こういう時だからこそ、安心して自分らしくいられるように、自分をいたわり、心にも体にもやさしい、新しい生き方を一緒に考えてみませんか。
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なぜ眞子さまのご結婚はバッシングされたのか
皇室女子と「個人の意思」
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香山リカ / 秀和システム \1,650(税込)
ひとりの女性と男性が惹かれ合い、ともに生涯をすごすことを決めた。そんな平凡な出来事だったはずの眞子さまと小室圭さんの結婚は、なぜ社会からバッシングされたのか? 本書は、小室圭さんと眞子さまの駆け落ち婚から浮かび上がる、皇室女性のメンタルヘルスの問題や日本女性の自由と意思の問題などを精神科医の香山リカが読み解いた社会評論です。単純な批判や応援ではなく、もう少し深い日本の親子問題、社会問題、皇室問題を考えます。
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精神科医・香山リカのわかりみが深いココロの話
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香山リカ / 白夜書房 \1,650(税込)
ラク〜に生きたいアナタへの人生相談義家族問題! 結婚! 汚部屋! 子供の勉強! 発達障害……etc あなたの相談ゆるっと回答 義母ともめている、働きたくない、ママ友にはぶられる、子供が勉強しない、汚部屋がツライ、70代だけど作家になりたい……etc 『懸賞なび』のメイン読者である、40代・50代のリアルな悩みに、ふわっとゆるっとした回答ながら、なるほどという「わかりみ深い」解決方法を提示する精神科医・香山リカ先生の人生相談が待望の書籍化! ま、いいか……とか、がんばらなくていいと思える1冊です。 |
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明日がちょっと楽しみになるコツ 友だちのひみつ
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香山リカ / 小学館クリエイティブ \1,320(税込)
ちょっと変えれば友だちともっと仲よく!「友だちが少ない」「友だちとうまくいかない」 ・・・そんななやみがあるキミに読んでほしい。 友だち関係のなやみをちょっと軽くするヒントがギューっとつまっています! 明日友だちと会うのが楽しみになるようなコツや方法を教えます。 ●友だちのことでなやむのはあたりまえ! ●友だちはぐうぜんできる!? ●友情を続けるには、知りすぎないことが大事!? ●ちがうタイプの人とも仲よくなれる! ちょっとびっくり、でも読めば納得の“友だち付き合いのひみつ"を知れば、きっと友だちとうまくいく! *本書は、2010年刊行『こどもスーパー新書 こうすれば友だちと仲良くできる』を加筆修正し、装い新たにした改題新版です。 |
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医療現場からみた新型コロナウイルス
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香山リカ ・徳田安春 / 新日本出版社 \1,650(税込)
新型コロナウィルスの世界的流行は、深刻な危機をもたらしている。日本では感染症対策と治療の主役である医療現場で正式のガイドラインもなく、受診できない状況にもおちいった。政府の初動対応の問題、なぜ検査が進まないのかなどを、最前線の現場で活動している専門医の目で検証し、今後の対策についても提言をする。
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精神科医・香山リカが教える! セラピストのためのやさしい精神医学
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香山リカ / BABジャパン \1,540(税込)
人々の心と身体をケアする、癒しのプロたちに役立つ知識と方法 セラピストと医師は、協力し合いながら人を幸せに導く仲間である。 医学的診断や薬の処方とは別の方法でクライアントに寄り添う、健康生活の統合的な支援者になるヒントが満載! 心理カウンセリングの第一人者浮世満理子氏との対談も収録! アロマセラピスト、リフレクソロジスト、心理カウンセラー、整体師…etc. 必読の1冊! |
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不条理を生きるチカラ
コロナ禍が気づかせた幻想の社会
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佐藤優・香山リカ / ビジネス社 \1,760(税込)
日本は大丈夫なのか?未曽有の大災厄にあって闘う思想家と精神科医が「不条理」を読み解く ポストコロナの「不条理」を生き延びろ! 「コロナ禍」という不条理をのりこえるために自分でできること ●「タブー」がポストモダンの不条理をのりこえる ●一人ひとりの「専門性」が不条理を突破する ●「知力」を武器として不条理に切り込む <<刺激あふれる知のバトルロイヤル>> |
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オジサンはなぜカン違いするのか
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香山リカ / 廣済堂出版 \850(税別)
「長年マジメに一生懸命やってきて、いまも変わらないつもりなのに、最近なぜか周囲の目が冷たい」―― 若者や女性とのコミュニケーションにうっすらとした不安を覚える、昭和半ば生まれのオジサンたち。 ズレの根源は、オジサンたちが無意識のうちに引きずっている「昭和」な価値観にあります。 昭和の常識は令和の非常識なのです。 たとえば「『お前のためを思って』とシビアに指導」「休日にLINEで女性部下を励ます」 「ふつうの生活を守るために連日残業」「『いつまでもヤンチャ』にあこがれる」 「『次のおすすめ』に従って動画を見続ける」 ――これらがなぜNGなのか、わからないオジサンはズレています。 もし本書の解説に「イラッ」ときたら、それはもう赤信号! 何がカン違いで、どうすれば地雷を避けられるのでしょうか。 若者の心理にも詳しい精神科医による、 厳しくも温かいアドバイスが詰まった、現代のオジサン必読書です。 |
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ヘイト・悪趣味・サブカルチャー 根本敬論
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香山リカ / 太田出版 \2,376(税込)
見てはいけないものはあるのか?語ってはいけないものはあるのか? バブルに沸く日本で「表現の自由」を拡張したサブカルチャー、その象徴でもある漫画家・根本敬の世界に魅せられた精神科医が、サブカルとともに歩んできた自らの歴史を振り返りながら、90年代「悪趣味」ブームと平成末期の「ヘイト」の関連、表現することの未来と自由の可能性を解き明かす。 |
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皇室女子
“鏡”としてのロイヤル・ファミリー
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香山リカ / 秀和システム \1,512(税込)
平成31年4月30日。天皇陛下が退位され、皇太子殿下が即位します。それは、雅子さまが新たな皇后となられる日でもあります。本書は、さまざまな社会現象を精神科医の立場から鋭く論じてきた香山リカ氏が、日本女性の写し鏡である女性皇族たちの家族・女性・子どもといった心理的な問題を客観的に分析します。皇室女子を通して、日本女性のあり方、結婚や子育てといった女性ならではの悩み、自分らしい生き方について論じる異色作です。
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「大丈夫。人間だからいろいろあって」
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香山リカ / 新日本出版社 \1,620(税込)
「自分はこのままでいいの?」些細なことから深いトラウマまで、生きている限り悩みは尽きない。でも大丈夫。支えてくれる人がきっといる。私たちにちょうどいい生き方はきっとみつかる。読めば、そっと背中をおされ、ふっと肩の荷がおりる、今を生きる人たちの心と体をほぐす、ほんわかハートフルエッセイ。
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女性の「定年後」
~何をして、何をしないか~
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香山リカ / 大和書房 \1,512(税込)
夫がいても、いなくても子がいても、いなくても 女が「老いていくこと」について、全方位から考察しました。 仕事、恋愛、友だち、性、お金、健康、親の介護、家のこと。 57歳の著者が、 自身の「定年後」についてもいろいろと思いめぐらせながら、 出した「答え」とは? 振り回されず、 軽やかに迎えたい「定年後」の心がまえ |
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「発達障害」と言いたがる人たち
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香山リカ / SB新書 \864(税込)
いま、過熱する「発達障害バブル」。専門外来では、予約から診察まで3か月待ちは当たり前といった状況が続いている。わが子の行動やコミュニケーションに不安を抱く親たち。 仕事や人間関係の尽きない悩みに原因を求めるおとなたち。 皆、「生きづらさ」のよすがとして、「発達障害」という記号を求めているのではないか、と精神科医の香山さんは指摘する。 早く診断を受けて、適切な支援を受けさえすれば、この「生きづらさ」は軽減されるのか? 発達障害に関する分類や考え方は、まだまだ大きく変動しており、精神科医でさえ、その変動についていくのは難しい。 過熱する患者や家族の心理と変動し続ける発達障害診断。 「発達障害」はどこへ行くのか? 精神科医・香山リカさんが、生きづらさの原因を「発達障害」に求める人たちの心理と時代背景に斬り込んだ意欲作! |
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迷える社会と迷えるわたし
精神科医が考える平和、人権、キリスト教
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香山リカ / キリスト新聞社 \1,728(税込)
誰か私に教えてほしい。 もし私がクリスチャンになって、平和や人権を説いて、誰かから「あなたクリスチャンだからそんなことを言うんでしょう?」と聞かれたときに、「そう、神さまを信じてますよ」と答えた後、なんと続けるべきなのか。「神さまの教えに従って、平和や弱者の人権の話をしています。だから、あなたもいっしょに聖書を読んで、神の平和について考えましょう」と言うべきなのか、それとも「クリスチャンであることと、ここで平和のお話をしたこととは関係ありません。あなたもクリスチャンじゃないままでよいから、平和な社会にできるよう、いっしょに考えましょう」と言うべきか。(「はじめに」より)
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「わかってもらいたい」という病
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香山リカ / 廣済堂新書 \918(税込)
「わかってほしい」は人間にとって当然の欲求である。しかし、気持ちを伝えても「わかってもらえない」ことが少なくない。 それはなぜなのだろうか。 そして、やり場のない気持ちはどうすればよいのだろうか。 その解消法を間違えば、座間死体遺棄事件のような 凶悪犯罪に巻き込まれる危険性すらあると、著者は警鐘を鳴らす。 人一倍傷つきやすい人たちの心に寄り添い、 迷路の出口を指し示す心理アドバイス。 |
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憲法の裏側
明日の日本は……
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香山リカ / ぷねうま舎 \1,944(税込)
憲法をまっとうに考えるための場所を開こう。自由と平和と民主主義のための、戦後的価値の実現に近づくための「改憲」はありうるのか。憲法論議に多角的に光を投げる。香山 憲法九条もその一つですが、理屈を超えた津波のような現象の中で、戦争への傾斜に歯止めをかけようとした、戦後的なるものの象徴が失われつつある。 井上 戦後的自明性を崩壊させるものに対して対抗しようと思ったら、対抗的価値として自分たちの改正案を打ち立てなければ、自明性を掘り崩す側にやられっぱなしになります。 |
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トランプ症候群
明日の世界は……
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井上達夫・香山リカ / ぷねうま舎 \1,944(税込)
たくましく、またしぶといリベラルの二人が、行き詰まる政治・経済から、病む社会と精神まで、トランプ現象の病理を語りつくす。アメリカとはいったいどういう国なのか。世界を覆うアメリカナイゼーションは、われわれをどこへ連れていくのか。 |
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フェミニストとオタクはなぜ相性が悪いのか
「性の商品化」と「表現の自由」を再考する
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香山リカ・北原みのり / イースト・プレス \1,512(税込)
AKB48、地方自治体の萌えキャラ、村上隆や会田誠の現代アート、AV強要問題、そして「慰安婦」問題……。さまざまな性の表象があふれ、社会問題を抱えている現代ニッポン。たとえば二次元エロをめぐる議論は「表現の自由派vs表現の規制派」という対立軸だけに安易に回収されてしまうようなこの国で、「女でいること」はなぜこんなにも息苦しく、難しいのだろうか。精神科医とフェミニストが、いま日本社会で「問題」と感知できなくなっている性の「問題」をめぐり、改めて女たちにとってのエロスを考えていく白熱対談。
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保健室と社会をつなぐ
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香山リカ / 『保健室』編集部 \1,620(税込)
子どもの問題。学校の問題。養護教諭自身の問題。そして社会の問題。いろいろな問題がギュッと凝縮された保健室に焦点をあてる。
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「いじめ」や「差別」をなくすためにできること
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香山リカ / ちくまプリマ―新書 \842(税込)
いじめはどのように始まるのか?なぜいじめや差別はいけないのか。 見たら、受けたらどうするか。 心に深い傷を残すこれらの行為への対処法を精神科医が伝授する。 |
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香山リカと哲学者たち 明るい哲学の練習
最後に支えてくれるものへ
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香山リカ・中島義道・永井均・入不二基義 / ぷねうま舎 \2,160(税込)
精神科医、香山リカが三人の哲学者の懐に飛び込んで、究極の「なぜ」を連発。 いまの生き苦しさはどこからきているの? 絶対に正しいことって、この世に存在するの? 思想って生きるために必要なの? 入不二基義×香山リカ 第1章 レスリングは哲学に似ているか 永井 均×香山リカ 第2章 この時代の深層マップ 中島義道×香山リカ 第3章 哲学で、世界を壊す |
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人生が劇的に変わる スロー思考入門
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香山リカ / ビジネス社 \1,080(税込)
“即断即決社会”が心を病気にする。明日できることは、今日やらない!自分を苦しくする“自己啓発的生き方”は、もうやめませんか? 常識に自分を縛りつけて、苦しんでいませんか? すべての人が「高い成果」を求めて生きる必要なんかない。 心がラクになる「その日暮らし」の生き方。 |
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さよなら、母娘ストレス
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香山リカ / 新潮文庫 \497(税込)
「あなたを生んだのは、この私」何かにつけ、印籠を見せるようにそう言い放つ母親たち。かたやその言い分にぐうの音も出ない娘たち……。心底憎らしいのにどうしても嫌いになれない、そんな矛盾に苦しむ女性はあなた1人ではありません。診察室を訪れた8名の娘たちのエピソードと著者の実体験を軸に綴る、母と娘の現実。娘(あなた)が幸せになるための6つの処方箋を収録。 『怒り始めた娘たち』改題。 |
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ノンママという生き方
子のない女はダメですか?
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香山リカ / 幻冬舎 \1,404(税込)
ときどき悔やむ。ときどき寂しい。 でも大丈夫。これが私の選んだ道。私の幸せのかたち。 さまざまな理由で、生涯子どもを持たない・持てない女性が全女性の3割とも言われています。 「女は子どもを産み育てて一人前」「女の本当の幸せは子どもを持つこと」という伝統的価値観はまだまだ強く、さらに最近は、少子化対策が国をあげての課題となり、子育ても仕事も頑張る「ワーキングマザー」が礼賛されます。 そんななか、子どもを持たない人生を選んだ「ノンママ」は、何を思い、どんなふうに生きているのでしょうか? それぞれの事情、悩みと葛藤、後輩ワーキングマザーとの軋轢、介護と自分の老後の不安等々。「ノンママ」のリアルな胸のうちを、自身もノンママである精神科医の香山リカが、ときに切なく、ときに明るく描きます。 |
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50オトコはなぜ劣化したのか
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香山リカ / 小学館新書 \821(税込)
かつて50代男性といえば、間違いなく「おとな」だった。しかし、いま周囲を見渡すと、その世代の男性の幼さ、頼りなさが目立つ。特に気になるのは、社会人としての自覚のなさ。知識もあり、機転も利いて、話している分には楽しいかもしれないが、世の中に貢献したり、公に発言したりする気概が感じられないのだ。テレビや新聞でも、公共の場所でキレる、覚醒剤に溺れる、家族に愛想を尽かされる「50オトコたち」のことが報じられることが多くなった。団塊世代の「その後の世代」といわれる彼らは、物心ついたときは高度成長のまっただ中。世の中は順調に右肩上がりに推移し、バブル絶頂期に就職難もなく企業人となった。組織になじんでそつなく仕事をこなし、家庭もそれなりに充実させていたが、元号が昭和から平成に替わる頃から徐々に始まっていた変化ーー男女平等が浸透し、ツールはアナログからデジタルになり、長引く不況ーーに対応できなかったのではないか。60歳まで勤め上げてあとは悠々自適ともくろんでいたものの、終身雇用制度もおぼつかなくなったばかりか、年金もすぐにはもらえなくなった。このまま迫り来る"老後"にただおびえるばかりでいいのか。 |
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リベラルですが、何か?
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香山リカ / イースト新書 \930(税込)
安保法制をめぐって日本中に論議が巻き起こった、二〇一五年夏。それはまさにリベラルの存在意義が問われた季節でもあった。いまリベラルは何を考えればよいのか。右傾化する社会状況の源流を、八〇年代“ニューアカ"“ポストモダン"まで辿り、リベラル派知識人にも責任があると、著者は喝破する。 近年、アイヌ民族差別や在日韓国人へのヘイトスピーチ、そして安保法制に対する社会運動において、自らもデモなどに積極的に参加し関わってきた著者が、リベラルのゆくえを考察する一冊。 今後のキーパーソンとなる湯浅誠氏、野間易通氏との特別対談も収録。 |
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半知性主義でいこう 戦争ができる国の新しい生き方
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香山リカ / 朝日新聞出版 \778(税込)
傲慢な権力者の<反知性>でもなくか弱きインテリの<知性>でもない しなやかな<半知性主義>の誕生! 知性はほどほどに、ほどよい形であればいい。 権威に支配されない知性、忖度で縮こまらない知性。 ネトウヨのヘイトスピーチに身をさらし、 「知的なもの」への憎悪の激しさに戦慄し、 そして国会前の安保デモに日参して見えてきた この国の知的風土のおそるべき荒廃と、希望の光。 |
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ヒューマンライツ 人権をめぐる旅へ
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香山リカ / ころから \1,620(税込)
香山リカが、「人権をめぐる旅」に出た。アイヌ否定問題、レイシズム、ファシズム、水俣病、そして世界の人権状況などに取り組む7人との対談集。 「戦争法案」がまかり通る、いまこそ「ヒューマンライツ=人権」を語ろう! |
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がちナショナリズム 「愛国者」たちの不安の正体
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香山リカ / 筑摩書房 \799(税込)
2002年、著者は『ぷちナショナリズム症候群』で「愛国ごっこ」に警鐘を鳴らした。あれから13年、安倍内閣、ネトウヨ、安保法改正、日本に何が起きている?
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うつになる職場ならない職場
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香山リカ / にんげん出版 ¥864(税込)
2015年12月からのストレスチェック義務化を前に、現場で必要なメンタルヘルス対策の基本を知るガイドブック。メンタル不全の兆候に早期に気づくことが、メンタルヘルス対策の第一歩。 部下、同僚、管理職のうつ病で今日から始めるメンタルヘルス・アクションの入門書。
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マインドフルネス最前線
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香山リカ / サンガ ¥972(税込)
現代医療が仏教瞑想を取り入れた。心身医療の現場で、そして欧米のIT企業で導入される瞑想の技術「マインドフルネス」とは何か。人文から医療にまたがる4人の専門家に訊く、心と脳の科学の現在。
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執着 生きづらさの正体
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香山リカ /集英社クリエイティブ \1,296(税込)
なぜストーカー事件がたびたび起こるのか。なぜ母親は娘を束縛するのか。なぜモノが捨てられないのか。なぜ若さにしがみついてしまうのか。 他人には理解しがたい異様なこだわり、それを「執着」という。 本書では、私たちが感じる「生きづらさ」の理由を、現代人が決して手放すことのできない「執着」に求め、その解決法を探していく。 精神科医・香山リカが“執着という病"に苦しむすべての現代人におくる書。 |
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