『フェミニストとオタクはなぜ相性が悪いのか―「性の商品化」と「表現の自由」を再考する』イースト・プレス
香山リカ・北原みのり
AKB48、地方自治体の萌えキャラ、村上隆や会田誠の現代アート、AV強要問題、そして「慰安婦」問題……。
さまざまな性の表象があふれ、社会問題を抱えている現代ニッポン。たとえば二次元エロをめぐる議論は「表現の自由派vs表現の規制派」という対立軸だけに安易に回収されてしまうようなこの国で、「女でいること」はなぜこんなにも息苦しく、難しいのだろうか。
精神科医とフェミニストが、いま日本社会で「問題」と感知できなくなっている性の「問題」をめぐり、改めて女たちにとってのエロスを考えていく白熱対談。
11月2日(木)の北海道まるごとラジオに出演予定です。
北海道まるごとラジオ NHKラジオ第一(北海道向け)
11月2日(木)17:00〜放送予定
「保健室と社会をつなぐ」『保健室』編集部
子どもの問題。学校の問題。養護教諭自身の問題。そして社会の問題。いろいろな問題がギュッと凝縮された保健室に焦点をあてる。
「『いじめ』や『差別』をなくすためにできること」ちくまプリマ―新書
いじめはどのように始まるのか?なぜいじめや差別はいけないのか。見たら、受けたらどうするか。心に深い傷を残すこれらの行為への対処法を精神科医が伝授する。
自分が直面しなくても、誰かが「いじめ」や「差別」の被害にあっていると気づいた時、どうすればいいの?見ないふりをしないで、見ること、そして同意しないこと。そして、もしも被害にあったら逃げ出すことも大事!!
「香山リカと哲学者たち 明るい哲学の練習 ―最後に支えてくれるものへ」ぷねうま舎
中島義道・永井均・入不二基義・香山リカ
精神科医、香山リカが三人の哲学者の懐に飛び込んで、究極の「なぜ」を連発。
いまの生き苦しさはどこからきているの?
絶対に正しいことって、この世に存在するの?
思想って生きるために必要なの?
入不二基義×香山リカ 第1章 レスリングは哲学に似ているか
永井 均×香山リカ 第2章 この時代の深層マップ
中島義道×香山リカ 第3章 哲学で、世界を壊す
「人生が劇的に変わる スロー思考入門」ビジネス社
“即断即決社会”が心を病気にする。明日できることは、今日やらない!
自分を苦しくする“自己啓発的生き方”は、もうやめませんか? 常識に自分を縛りつけて、苦しんでいませんか? すべての人が「高い成果」を求めて生きる必要なんかない。
心がラクになる「その日暮らし」の生き方。
「さよなら、母娘ストレス」新潮文庫
「あなたを生んだのは、この私」何かにつけ、印籠を見せるようにそう言い放つ母親たち。かたやその言い分にぐうの音も出ない娘たち……。心底憎らしいのにどうしても嫌いになれない、そんな矛盾に苦しむ女性はあなた1人ではありません。診察室を訪れた8名の娘たちのエピソードと著者の実体験を軸に綴る、母と娘の現実。娘(あなた)が幸せになるための6つの処方箋を収録。『怒り始めた娘たち』改題。
報道ライブINsideOUT BS11
12月5日(月) 20時59分〜21時59分
「あなたのストレス大丈夫? ストレスチェック制度施行一年 問題点と対策」
ゲスト:鳥越 慎二(株式会社アドバンテッジ リスク マネジメント 代表取締役社長)、香山 リカ(精神科医、立教大学教授)
「ストレスチェック制度」。労働者のストレスの度合いを調査・分析する検査で、従業員50人以上の企業は毎年1回行わなければならない。施行から1年が経った今、その実態はどうなっているのか。「やりっぱなし」にはなっていないだろうか。制度自体の問題点、メンタルヘルス対策の難しさ・改善策などを、企業側と労働者側、双方の立場から考察する。
11月26日(木)のキリスト新聞の書評欄に、
「ノンママという生き方」が掲載されました。